腰痛について

腰椎椎間板ヘルニアでやってはいけない!腹筋と背筋で痛みが悪化する

腰椎椎間板ヘルニアでやってはいけないこと

「腰椎椎間板ヘルニアを悪化させないようにどうしたらいいんだろう」って思っていませんか?

「腹筋や背筋をしなさい」って病院で言われたけど、痛くて全然できるような状態じゃない…。

そんな時は、まず椎間板ヘルニアを悪化させないように安静にしましょう。

腹筋や背筋は腰痛にとって大切ですが、痛みが強い時に筋トレを行うと椎間板ヘルニアが悪化します。

これは『椎間板ヘルニアの予防と治療は違う』ために起こる誤解です。

本文では、例を入れながらわかりやすく解説していきます。

腰痛椎間板ヘルニアをこれ以上悪化させたくない方は、読み進めてください。

腰椎椎間板ヘルニアでやってはいけないこと

腰椎椎間板ヘルニアでやってはいけないこと

腰椎椎間板ヘルニアで痛みが強い時にやってはいけないことが、腹筋や背筋などの筋トレです。

なぜなら、腰の負担が強くてヘルニアになっているのに、さらに負担をかけると悪化するからです。

転んで擦りむいた膝をさらにキズ付けようと転んでいるようなものです…。

これは誤解しやすいことなので、少し詳しく解説していきますね。

腰椎椎間板ヘルニアになったら、治療に専念する

腰椎椎間板ヘルニアになったら、腹筋や背筋をする前に腰痛を治すことが必要です。

これは、椎間板ヘルニアを治すためには腹筋や背筋が必要じゃないからです。

例えば、風邪の予防と治療って違いますよね。

  • 〇:風邪の予防に手洗い・うがいをする
  • ✕:風邪の治療で手洗い・うがいをする

風邪にならないように『手洗い・うがい』は効果がありますが、風邪になってからするものではないですよね。

これと腰椎椎間板ヘルニアも同じで、

  • 腰椎椎間板ヘルニアにならないように『腹筋や背筋』をする
  • 腰椎椎間板ヘルニアになったから『腹筋や背筋』で負担をかけない

ということだからです。

だから腰椎椎間板ヘルニアになったら、腹筋や背筋をするのではなくて、治療が必要になります。

腹筋や背筋は腰椎椎間板ヘルニアの予防になる

腹筋や背筋を行うのなら、腰椎椎間板ヘルニアが治ってから予防として行いましょう。

なぜなら、体の体重(姿勢)を支える筋肉があると、腰の骨に負担が減るため再発予防になるからです。

特に腹筋・背筋が弱っている方は、『猫背』になりやすいです。

座っている姿勢がずっと猫背になっていると、腰の骨が丸くなって負担がかかります。

筋肉はダラーンとしてしまって楽に感じるんですが、骨が変わりに体を支えます。

だから猫背で姿勢が悪くなって、腹筋・背筋が弱れば『腰椎椎間板ヘルニア』になりやすくなります。

椎間板ヘルニアの再発予防として、腹筋や背筋を行いことは大切です。

ただし、骨に負担がかからないように気を付けてくださいね。

腰椎椎間板ヘルニアだったら腹筋や背筋、ダイエットができるような体じゃない

そもそも腰椎椎間板ヘルニアならば、腹筋・背筋ができるような状態ではありません。

これは、椎間板ヘルニアになったことがないから、どれだけ痛いかわからないからです。

あなたも「痛みが強くてそれどころじゃない」というのが、本音ではないでしょうか。

  • 腹筋や背筋が足りないからヘルニアになっている、筋トレしなさい
  • 動かないと筋力がもっと下がるから、運動をしなさい
  • 太っているから椎間板ヘルニアになっている、ダイエットしなさい

こういったことをいわれるかもしれません

しかし、椎間板ヘルニアの治療をして、『痛みが減ってきてから』行うことです。

治すための治療ではありませんから、まずは痛みを軽減するために治療が必要です。

腰椎椎間板ヘルニアで痛みが強いままでは、腹筋や背筋なんてできないですからね…。

コルセットは腰椎椎間板ヘルニアで巻き続けても大丈夫?

腰椎椎間板ヘルニアになって、コルセットだけでしのぎ続けるのはおすすめしません。

仕事や家事の都合などもありますが、「コルセットを巻いてたら動けるから」と、様子を見ることはNGです。

「コルセット付けて動けるならいいじゃん」って思うかもしれません。

しかし、これは椎間板ヘルニアの状態を無理矢理支えているだけです。

例えるなら、コップを落として割れた物を、テープでくっつけて使っているような状態です。

また落としてしまえばすぐに壊れるし、コップも前落としても割れなかったところが割れたりと、状態が悪くなります。

これは腰も同じで、もう1度腰にダメージが来たら、治ってない場所をさらに傷つけることに。

腰痛が、手の付けようがなくなるまで壊れてしまったら大変です…。

コルセットを付けたら動けるからと、コルセットを過信するのはやめましょう。

腰椎椎間板ヘルニアの治療をしながら、コルセットでなんとか日常生活をカバーするのが正しい使い方です。

腰椎椎間板ヘルニアの痛みが強いときは安静にする

腰椎椎間板ヘルニアだから安静に過ごす

腰椎椎間板ヘルニアで痛みが強い時は、安静にしましょう。

なぜなら、体に強い痛みが出ているのは、それだけ酷いということだからです。

誤解しないでほしいのは、『安静=サボる・なまけている』ではなく、『安静=治療』です。

例えば、一生懸命なにか作業をして手のマメが潰れたとします。

そのまま毎日作業し続けたら、痛みが強くなって悪化しますよね。

マメを治すためには、作業をいったんやめて、負担を減らすことが大切です。

腰椎椎間板ヘルニアも同じで、腰に負担がかかりすぎるから痛いんです。

痛みが酷いからと『コルセットを巻いて無理に仕事』をしていたら、悪化します。

仕事は大切ですが、治すなら『安静にしてゆっくり治療する』ことも必要ですからね。

腰椎椎間板ヘルニアが悪化して、入院しないように気を付けてください。

まず腰の痛みが強い時は、安静が大切ですから…。

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安静にしているだけで腰椎椎間板ヘルニアは治る…?

長期間安静にしていると、腰椎椎間板ヘルニアの痛みがなくなる方もいます。

これは安静にすることで腰の負担がなくなり、また腰で体重を支えれるようになっただけです。

だから、根本的にヘルニアが治っているわけではありません。

この時に「安静にするだけだと筋肉が弱るばかりだから…」と、腹筋や背筋を始める方がいます。

たご先生
たご先生
それは治ってから行うことなので、目的が違いますからね。

安静に過ごすだけでずっと治そうとしたら、それこそ筋力が弱っていきます。

だから、安静に過ごしながら治療することが必要です。

ただし、腰椎椎間板ヘルニアにとっては、安静にして腰の負担を減らすと痛みが無くなる人もいるくらい、大切なことですからね。

ストレッチやマッサージは腰椎椎間板ヘルニアでやってはいけないこと?

腰椎椎間板ヘルニアでストレッチやマッサージは、おすすめしません。

なぜなら、ストレッチやマッサージは筋肉に対するアプローチであって、椎間板ヘルニアは骨の問題だからです。

とはいっても、ストレッチで椎間板ヘルニアの痛みが減ることもあるのは事実です。

この時は、本当に腰の痛みが椎間板ヘルニアから来ているのか、しっかり検査する必要があります。

レントゲンで椎間板ヘルニアと診断されたとしても、実は腰痛の原因が違うところから来ていることもあるからです。

当院に相談される腰椎椎間板ヘルニアの方は、真っすぐ立てないほど痛みを訴えられます。

だから「椎間板ヘルニアにしては痛みが軽いな?」って思った時は、大きな病院で検査してもらうと違う結果が出るかもしれませんね。

基本的に腰椎椎間板ヘルニアにストレッチやマッサージはおすすめしませんが、やる場合は自己責任で行いましょう。

まとめ:腰椎椎間板ヘルニアでやってはいけないことを守ろう

腰椎椎間板ヘルニアでやってはいけないことを守って、早く改善するように正しい治療をしましょう。

腹筋や背筋、ダイエットなど、腰痛が強い時に行えば、腰に負担がかかって痛くなるのは当然です。

もちろん、体重が増えすぎている方は、腰の痛みが減ってきてから落とすことは大切です。

再発をしないようにケアをしていくことは、1度痛めてしまっているからこそ必要ですからね。

自分の体は一生のパートナーですから、ご自愛くださいね。